━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ├─ TAU Software ORIGINAL GAMES #02 ────────────┤ 『もう一度逢おうね』 1995 TAU Software ├─────────────────────── for X680x0 ─┤ <<USER’S MANUAL(遊び方!!)>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    (─── その森は、出会いの森と呼ばれていました) ━ 目次   0.物語 4.終了の仕方   1.起動の仕方 5.謝辞   2.遊び方 6.終わりに   3.操作方法 (※ データの差し換え等については、    もう一つのマニュアル「MOI_MAN1.DOC」をご覧下さい) ━ 0.物語   ・・・やめよう。  もう5年も経ってるし。忘れてるよ。  でも・・・。   ・・・・・・・。   「・・・、どうしたの?」  「・・・、わかんないの!!」  「だいじょーぶ。この森のことならまかせてよ」  「おばあちゃんのとこに、帰れる?」  「うん、帰れるよ」  「ありがと!」  「ねえ、あしたもあそぼうよ」  「ダメ。あした、おうちに帰るんだって」  「じゃあ、こんど、いつくるの?」  「うーんとね、なつやすみ!!」   「この森で会うと、また会えるんだって」  「ふうん。じゃあ、こんどのなつやすみも会えるんだ」  「うん、会えるよ」   「おばあちゃん、うちにひっこすんだって」  「じゃあ、らい年来れないんだ」  「うん。もう会えないね」  「だいじょーぶ。もっと大きくなったら、一人で来れるだろ」  「どのくらい?」  「中学生くらいかな?」  「・・・それじゃあ、中学生になったらまた来るね!」  「うん。この森で会おう。やくそくだよ!」   ・・・、そうだ。約束したんだ。守らなくちゃ。  この森だよね。なんかあの時よりも小さいような。  こっちに行けばいいんだよね。あれ、そっちだったかな?  うーん。こっちでいいんだよね。   ・・・、この森で出会えたんだから。  ─── もう一度逢おうね。  もう一度、逢えるよね。 ━ 1.起動の仕方   このゲームは、Human68k上で作動します。  起動の前に、以下の物が常駐されていることを確認して下さい。 ・FLOAT?.X ・IOCS.X(無くても作動します) ・ZMUSIC.X(無くても作動しますが、BGMの演奏   が出来なくなります) ※ 常駐物は同等品でも構いません。  また、1MBユーザーの方は、これ以外の常駐物は、なるべく外し  て下さい。メモリ不足で起動出来なくなることがあります。  カレントドライブに、以下のものがあることを確認して下さい。 ・ゲーム本体(MOI_MAIN.X) ・キャラクタデータ(MOI_CHR.DAT) ・プレートデータ(MOI_PLT.DAT) ・BG用文字データ(MOI_BGL.DAT) ・BGM(AOUNE.ZMD / AERUYO.ZMD / AETANE.ZMD) ・環境ファイル(MOI_DFLT.CNF)  ※ 本体以外のファイルの詳細は、「MOI_MAN1.DOC」をご覧下さい。   以上の確認が終わりましたら、コマンドラインから次のように打  ち込んで下さい。 MOI_MAIN.X MOI_DFLT.CNF<リターンキー>  環境が整っていれば、これで起動します。 ━ 2.遊び方   最初に、左下にいる男の子と、右上にいる女の子を、うまく会わ  せてあげる事が目的です。   男の子と女の子は、道に沿って移動します。十字路では、真っ直  ぐに進みます。端に来たり、進めないマスの所に来たりすると、反  転して、戻っていきます。   このままでは、二人はうまく会えません(*1)。そこで、あなたは、  道を変えて、二人が会えるようにしてあげなくてはなりません。   道の書かれたプレートは、プレートの無いマス(青い格子のマス)  へ、スライドさせることが出来ます。これによって、道を変えて下  さい。   マウスカーソルを適当な場所に持ってくると、動かせるプレート  が、黄色い枠で囲まれます。ここで、左ボタンを押しながら、マウ  スを動かす事によって、プレートをスライドさせることが出来ます。   特にゲームオーバーはありません。右上に表示されている、歩数  (STEP)と、動かしたプレートの数(PLATE)が、なるべく少なくなる  ようにして二人を会わせてあげて下さい。二人が出会うと、ハッピー  エンドとなり、ゲームが終了します。   *1・・・ ランダムでマップを制作しているため、何もしないでも 出会えてしまう場合があります。ごめんなさい。手抜です! ━ 3.操作方法   このゲームは、基本的に、マウスで操作をします。  以下、ゲーム開始前、ゲーム中、ゲーム終了後それぞれで、操作方  法を説明します。  *ゲーム開始前*    画面中央に、「ARE YOU READY?」の表示が出れば、準備完了です。   いつでもゲームを開始することが出来ます。ここで、マウスの左   ボタンを押すことによって、ゲームを始める事が出来ます。  *ゲーム中*    黄色い枠が出ている状態で、左ボタンを押すと、その枠で囲ま   れたプレートを移動させることが出来ます。ただし、移動させる   には、ボタンを押したまま、ある程度プレートを動かさなければ   なりません。ボタンを離した時、一定以上プレートが動いていな   いと、プレートは元の所へ戻ります(*2)。    また、黄色い枠が出ない場所で、左ボタンを押すと、押してい   る間だけ、キャラクタの動きが早くなります。(ただし、歩数が   少なくなるわけではありません)    右ボタンを押すことによって、PAUSEをかけることが出来ます。   PAUSEの解除は、左ボタンです。  *ゲーム終了後*    画面中央に、「HAPPY END!! / REPLAY?(YES/NO)」と出てきます。   この時、左ボタンを押すことにより、新しいマップで、もう一度   ゲーム開始前に戻る事が出来ます。    *2・・・ マウスをドラッグするのが面倒くさいという方は、もう  一つのマニュアルの、環境ファイルの設定を見ましょう! ━ 4.終了の仕方   ゲーム中を除くいずれの状態でも(PAUSE状態の時にも)、マウスの  右ボタンを押すと、終了確認のメッセージが出てきます。この時、  左ボタンを押すと、Human68kへ戻る事が出来ます。右ボタンをもう  ~~~~~~~~  一度押と、終了をキャンセルして、元の状態に戻れます。   ESCキーを押すと、どこからでも、強制終了することが出来ます。  この時確認はありません。注意して下さい。 ━ 5.謝辞   このゲームのデータとして、以下を利用致しました。 ・キャラクタデータ 「SPR.PIC」(「電脳倶楽部」Vol.86 より) 谷脇 孝司 氏作 *この中から、「男子生徒」「女子生徒」(*3)のみ を使用。ただし、縦横をそれぞれ、2倍しています。 ・BG用文字データ 「TACO.SP」(「電脳倶楽部」Vol.83 より) 橋本 和典 氏作 *この中から、英数字データを取り出し、これを元 にして、16×16のデータにアレンジしました。  また、このゲームの制作にあたり、以下のソフトを使用しました。 ・GCC (X68000 真里子バージョン Based on GCC 1.42) ・HAS v2.55 ・HLK v2.27 ・X-BASIC version 2.02 ・マチエール Version 1.0 *以下、ライブラリ ・XC ver2.1 のライブラリ ・APICLIB.L(Oh! 1992.6 付録ディスクより) ・ZMUSIC.L(Z-MUSIC システム ver.2.0 より)  これらの制作者の方々に、感謝を表します。   *3・・・ このキャラクターって、「男子生徒」と「女子生徒」なん ですよね。物語の設定にちょっと無理がありましたね・・・。 ━ 6.終わりに   このソフトウェアは、フリーと致します。よって、配布等は、自  由に行って下さい。ただし、自由な配布を妨げる行為は認めません。  利用させてもらった、一部のデータの著作権等は、その作者による  ものとします。それ以外の著作権は、岡部 智啓にあるものとしま  す。本ソフトウェアの差し換えデータ等を作った場合、その著作権  や、フリーにするか否かは、その制作者によるものとします。 19950728 TAU Software   本ソフトウェアに対する御意見御感想、バグ等がありましたら、  以下に連絡をして下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ├─ 連絡先 ─────────────────────────┤ TAU(タウ) E-Mail: taunt@tauland.jp(← 1Byte 文字で)(※悪戯メールは送らないでね!) URL: http://www.tauland.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エリノ オオキナ フク (EOF)